モートン病
こんな症状でお悩みではありませんか?
歩いていると足の裏に痺れや痛みが走ることがある
足の中指から薬指にかけて、鋭い痛みが出ることがある
ハイヒールを履くと痛みが強くなって履けない
そんなあなたはモートン病の可能性があります。
モートン病は横アーチの低下、浮指が原因
つま先立ちの姿勢をとると、足趾に向かって伸びている神経を
中足骨頭の間にある“深横中足靭帯”が圧迫してしまい
痺れや痛みの症状を引き起こします。
上の画像のオレンジ色の太い線が靭帯で細い赤い線が神経になります。
青丸で囲っている部分がモートン病の好発部位になります。
神経圧迫を起こしている部位には仮性神経種といわれる
有痛性の小さな腫瘤が形成されます。モートン病は中年女性に多く見られ
症状の現れる部位は2-3、3-4、4-5の指の間に現れることが多く
長時間のつま先立ちや槌指変形が要因としてありますが、その他にも
指が地面から浮いてしまう“浮指”によって立位時、歩行時の負担が中足骨頭に
集中してしまい神経の圧迫を助長させてしまいます。
また、浮指が起こっている方には骨の構造的連鎖として
足の横アーチの消失を伴う“開帳足”や開帳足を促す“足関節の過回内”が
起こっていることが多くみられます。
モートン病の解決策
足部に起こっている異常として浮指、アーチの低下、足関節の過回内が考えられます。
当院では足底面圧機を用いて、足のどこに過剰な負担がかかっているか?
歩くときの体重の移動はどうなっているか?を測定して
足のアライメントを調整します。
骨格の偏り、体重バランスの崩れには、矯正施術に特化した安全なトムソンベッドを用いて
低下してしまった足の横アーチには、小さな骨のズレを矯正できるアクチベーターを用いて
アーチの再形成を行いやすくします。
施術後は整った状態を維持していただく為に、ご自宅で行ってほしいトレーニングのご提案や
足関節構造が崩れやすい方には、矯正用のインソールをオススメしております。
また、現在お使いの靴のサイズ、ヒールカウンターの硬さ、靴のすり減り方などを
確認させていただき、お一人お一人に適したシューズのご提案もさせていただきます。
当院の治療方法は、全ての方で体の土台である足の骨のアライメントを整える事と
身体の中心である骨盤と股関節を整えてから、痛みの出ている部位を治療いたします。
モートン病で痛みが出ている方であっても、痛みが出ている箇所だけを治療しても効果は限られております。
体の土台と身体の中心を整えることが大事になります。