魚の目、タコ
こんな症状でお悩みではありませんか?
足の裏に硬いところがある
体重がかかると痛みがでる
踵(かかと)や足の指の付け根に硬いものができている
そんなあなたは魚の目、タコの可能性があります。
魚の目、タコは繰り返しかかる体重が原因
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/04/d3a971c16ae9172b2c343e15b9443cc4.jpg)
皮膚は表面から順に表皮、真皮、皮下組織で構成されており
表皮の中でも最も表面にあたる角質層は外部刺激から皮膚を守る役割と
皮膚の水分を保護する役割があります。
角質層は身体の部位ごとに厚さが変わっており
足の裏は体重を支えるために他の部位より分厚く構成されています。
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/04/88db6dbb7f4c58340ac7f59b1e308bb4.jpg)
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/04/c7fa4121caeadd640a2e685a5dbb6ffb.jpg)
魚の目(鶏眼)は主に足の裏や指に繰り返し、かつ局所的に刺激が加わることにより
角質層が肥厚し、中央部分に芯のある硬い角質層に変性してしまったもので
その芯が神経に当たり痛みを引き起こします。
タコはペンだこ等でも耳にするように、足以外の部位にも起こりますが
こちらは芯のない角質層の硬化になりますので痛みが起こることはあまりなく
角質層が分厚くなっている分、感覚が鈍くなっていることが多いです。
魚の目、タコの原因として
靴のサイズが合っていないことや
足の指の付け根に出来るはずの横アーチがつぶれて、拡がっている「開帳足」になっていることや
誤った歩き方、立ち方によって、体重が偏ったかかり方をしていることが
考えられます。
魚の目、タコの解決策
部分的に体重がかかり過ぎていることから、身体は皮膚で保護しようとして
角質層は厚みを増していき、それが痛みや皮膚感覚を鈍くしていますので
まず、当院では体重のかかり方を専用の機械、足底面圧機にて足底を測定して、
また歩行時に体重が足底にどのようにかかっているかを測定します。
患者様にも立っている時、歩いている時の体重のかかり方を見ていただきます。立位や歩行時の
足への体重のかかり方が整うように医療用インソール「オーソティックス」を作成していくこともあります。
当院の治療方法は、全ての方で体の土台である足の骨のアライメントを整える事と
身体の中心である骨盤と股関節を整えてから、痛みの出ている部位を治療いたします。
魚の目・タコの痛みが出ている方でも、痛みが出ている箇所だけ治療しても効果は限られております。
体の土台と身体の中心を整えることが大事になります。