腰椎椎間板ヘルニア
こんな症状でお悩みではありませんか?
腰から足にかけて痛みや痺れが出ている
腰や足の痛み・痺れが2週間以上続いて、夜も眠れない
背骨が横に傾いてる(側弯)と言われたことがある、その自覚がある
そんなあなたは腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
腰椎椎間板ヘルニアは
椎間板内の髄核が飛び出していることが原因
背骨にある椎間板は中心に”髄核”と呼ばれる水分を豊富に含んだゲル状の部分と
その周りを囲んでいる”線維輪”と呼ばれるコラーゲンの豊富な部分からなります。
ヘルニアという言葉は「本来あるべき場所から飛び出している」
という意味ですので腰椎椎間板ヘルニアとは
”腰椎”の”椎間板”が”ヘルニア”している(本来あるべき場所から飛び出している)
という意味になります。その原因の多くの場合では
背骨が横にカーブを描く(側弯)とともに、前に屈む動作(前屈)
をおこなった際に椎間板の中央に位置する”髄核”が斜め後ろに押し出されるように
飛び出すことによって神経を圧迫してしまい、痛みや痺れを引き起こします。
画像は”髄核”が飛び出す過程を
表した模型になります。
左が正常な髄核の位置で
中は髄核を覆っている線維輪が
徐々に破れていく様子
右は髄核が線維輪を突き破り
突出してしまった状態になります。
この時、圧迫される神経は左右どちらか片方のことが多い為、痛みや痺れも
片方に見られることが多いです。腰椎椎間板ヘルニアは20代から40代の
男性に多くみられ、部位としては第4腰椎と第5腰椎の関節。第5腰椎と仙骨の関節
にある椎間板にてヘルニアが起こることが多いです。
腰椎椎間板ヘルニアの解決策
原因の項目でも記載しているように側弯と前屈の複合動作によって
髄核が飛び出し神経が圧迫されて痛みや痺れが起こるので
まずは患者様の身体の左右の傾きを診るために耳の高さ、肩の高さ
骨盤の左右差をチェックしていきます。
ほとんどの方は左右どちらかに傾いた姿勢、若干の側弯が見られてきます。
また足の拇趾のパワーテストを行うと、ヘルニアによって圧迫されている側は
筋力に圧倒的弱化がみられますので、この二つのチェックをおこなうことで
背骨の側弯と圧迫されている側を判断します。
こちらの画像はヘルニアによって
神経が圧迫されている患者様の
MRI画像になります。
向かって右側が背中側になります
赤丸で囲っている部分が
飛び出した椎間板内の”髄核”です。
本来は背骨には少し前弯が現れますが
画像では前弯が無くなり
ほぼ真っすぐになっています。
当院では背骨の側弯や前屈は背骨のみならず、連結している骨盤そして
脚へも影響を及ぼす可能性。
もしくは
脚や骨盤が原因で背骨に側弯や前屈を起こしている可能性。
とお互いに影響しあう関係にあると考えていますので、まずは足の長さや
骨盤の歪みを調整することにより、背骨の側弯や前屈状態を整えて
ヘルニアの突出を軽減させます。
またヘルニアの突出を軽減させる「COXテクニック」と「マッケンジーテクニック」専用の安全な
フレクションディストラクションテーブルを用いて施術を行いますので安心して受けていただけます。
ヘルニアの突出が矯正によって引いてくるとそれまで圧迫されて起こっていた
炎症も治まってきて、痛みや痺れが軽減します。
当院の治療方法は、全ての方で体の土台である足の骨のアライメントを整える事と
身体の中心である骨盤と股関節を整えてから、痛みの出ている部位を治療いたします。
ヘルニアの痛みが出ている方に、痛みが出ている箇所だけを治療しても効果は限られております。
体の土台と身体の中心を整えることが大事になります。