O脚・XO脚
こんな症状でお悩みではありませんか?
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/5a85de67c4c865c3fdae48c7860b7a5d.jpg)
脚の間に隙間があり、見た目が気になる
ガニ股だと思う、または言われたことがある
歩き疲れると膝が痛かったり、土踏まずが痛くなる
そんなあなたはO脚・XO脚の可能性があります。
O脚には2種類あり比較的年配の方にはO脚が
比較的若年層にXO脚が現れやすいです。
O脚には膝が離れて、足首がくっついているガニ股のようなO脚と
膝はくっついているが膝下に隙間が空いているXO脚があります。
XO脚は比較的若年層に多く見られ
O脚では比較的年配の方に多く見られます。
これらの違いは
骨盤が”過剰前傾”しているか?”過剰後傾”しているか?
もしくは太ももが”過剰内旋”しているか?”過剰外旋”しているか?
にあります。
XO脚では股関節から内側に捻じれていく内旋が強く起こり
骨盤の前傾が過剰に起こっていることが考えられます。
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/e9211d49e059cb8ffc8c7f8ac564c234.jpg)
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/6443131623eadd2414d80470dc13da82.png)
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/94dbc2b7ce07c88c0f364ba19adecce0.jpg)
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/cf77846307c90ffb61b0c9a322df0777.png)
また、写真のように股関節内旋に伴って、お尻の筋力は弱化していきますので
大腿骨の大転子(図の赤丸部分)が横に出ることでお尻の横幅が増えてきます。
お尻の筋肉を鍛えて、脚の適度な外旋が常時作れるようになってくると
横に出ていた大転子は後ろに回り、前から見ると横幅が少なくなりますので、細く見えます。
また横から見るとお尻の部分が膨らむことにより、とてもメリハリのある身体になります。
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/ebd6a7a3dff7fc774afb1a01c6a99d7f.jpg)
さらに、骨盤が過剰前傾から正常な位置に戻ることによって
もう2つ見た目で良くなる点があります。
1つは骨盤を過剰前傾させている、一番の原因筋である
太ももの前面の「大腿直筋」が
過剰前傾を整えることによりストレッチされ
太ももも細くなります。
2つ目は骨盤の過剰前傾によって、伸ばされていた
腹筋群が正常に収縮できるようになるため
まるで赤ちゃん体型のように出ていた、おなかを
自然に引き締めてくれます。
比較的高齢の方に多いO脚では
股関節は外に開き、膝の内側は圧迫されて軟骨の擦り減りを伴いますので
変形性膝関節症を患っている方はこちらの形になりやすいです。
O脚の場合、太ももを内側に閉じる筋肉や体幹を支える筋肉である
腸腰筋をはじめとするインナーマッスルが弱化している方が多くなります。
これらのインナーマッスルは骨盤を前傾させる筋肉であり
背骨の腰の部分「腰椎」が作る、前への湾曲「前弯」の形成を
行ってくれますが、
インナーマッスルが弱化すると背骨が真っすぐもしくは、やや後ろに湾曲する
「後弯」が起こることにより股関節、膝関節は外に開くようになり、見た目がO脚になります。
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/c932af8ef92407e21a6fdb6d6a6736b7.jpg)
女性では、こちらの写真のように可愛らしく
または女性らしく座ることが多かったり
子供の頃からの癖でなんとなく
こういった座り方をしている。
という方が多くみられますが
この座り方を例に見ていくと
右股関節の内旋と左股関節の外旋を助長させてしまいます。
座り方、立ち方、歩き方の癖を知り
意識してトレーニングしていただく事が
重要になります。
O脚・XO脚の解決策
XO脚では太ももの内旋と共に殿筋の弱化から骨盤の過剰な前傾が起こってしまっているので
太ももを外に回す外旋動作と骨盤の後傾を促す殿筋が収縮しやすいように
骨格矯正に特化したトムソンベッドやSOTブロックテクニックを用いて
骨盤の捻じれや脚の長短差を整えていき、過剰に起こっている股関節・膝関節の内旋を緩めてから
外旋のポジションへと誘導する為の矯正術を専用のバンドを用いて施していきます。
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/96648.jpg)
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/96649.jpg)
O脚では変形性膝関節症を患っている方が多い為
膝関節に痛みがある方は、痛みの原因となっていることの多い
関節包や靭帯を緩めてから、膝を閉じる内転筋群や
骨盤の前傾を促す腸腰筋を収縮させやすいポジションへと矯正していきます。
またO脚・XO脚を治すうえで、とても重要になってくるのが
殿筋を鍛えて頂く事と日常生活での癖を把握していただく事になります。
骨盤・股関節に対して良くない座り方として
日本では正座をベースとしていることが多く
上に挙げたような女性のぺたんこ座りや横に崩した座り方によって
骨盤の捻じれや前後の傾きが起こってきます。
これらの日常生活での癖は整えた骨格を崩してしまいますので
まずは、ご自身にそういった癖がないかどうか知っていただいて
整った骨格を維持していただく為にはどういった運動が必要なのか
ご提案させていただきます。
骨盤を整えたのち矯正術を行い、日々、お伝えしたトレーニングをしていただくことで
早い方では2回目の来院時には足の外旋が出来るようになっていますが
内旋癖の強い方は、まず内旋に働く筋肉を使わないように意識を大幅に変えていただく必要があります。
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/8689f73ba2d90147bd451a5dd26891ee.jpg)
![](https://kobe-footbalance.com/cms/wp-content/uploads/2020/03/f2ade40cfefda6821b001d3d126eb252.jpg)
上の二つの画像は、O脚矯正のビフォーアフターになりますが、注目していただきたいの
脚の隙間も大事ですが、赤丸で囲っている「腓骨頭」と膝のお皿の向きになります。
脚の外旋が行えることによって腓骨頭は脚の後ろ側に回りこみ、脚の輪郭が細くなっています。
また、外旋が正常にできている証拠として膝のお皿は矯正前と比べて外に向いているのがわかります。
筋肉を鍛える方法は
家や職場等で出来る簡単な運動になりますので、ちょっとした時間を使って
維持していくことが可能です。
XO脚やO脚になる原因の多くは
過度に緊張した筋肉や、過度に弱化した筋肉のアンバランスによりますので
それらの筋肉のバランスを整えることが大事になります。
当院の治療方法は、全ての方で体の土台である足の骨のアライメントを整える事と
身体の中心である骨盤と股関節を整えてから、痛みの出ている部位を治療いたします。
O脚方でも、O脚だけ矯正をしても効果は限られております。
体の土台と身体の中心を整えることが大事になります。